御岳山 大楢峠

御岳山 大楢峠★御岳山起点コース3番手 大楢峠

AM9:30　お馴染みケーブル下から御岳山へ。

夏休み真っ直中で、ケーブルカーは混雑している。
あえなくあきらめ、手押しで杉並木の急坂を登る。

エアコン全開の車中から、いきなり暑中の激しい運動に
体が全く反応しないようで、
50mも登ると凄まじい吐き気が・・・

引き返そうか・・・とちょっと後悔するスタートに興ざめ。

しかし、これも今始まったことでもなく、毎回付きもの激務。
時間もあることだし、休みながら進もうと決意する。

ハイキングの女性、おじさんに追い越されながら、
上昇していくケーブルカーを横目に
標高929m。頂上付近へたどり着いた。

見慣れた風景、ハイカーで賑わう山頂付近、
やっとMTBをこぎ始める。

大楢峠分岐の小さな指標を右へ曲がる。
以前走った日の出山や金比羅尾根とは逆方向に進むことになる。

杉木立の中、MTBが走るにはちょうど良い
トレイルが続いている。しかしみちは細い。

山中涼しいということは無く。夏らしい気候に意外と満足。

ハイカーはまばらなので、伸び伸びと走り
小さな沢をいくつか越える。アップダウンを繰り返し、
途中のガレ場もたいしたこともなく、ちょっと担ぐ程度で済む。

所々陥落しているところがあるので注意が必要。
このコースの右側はほとんど全て崖になっているので、
くれぐれも滑落しないように・・・

滑る後輪にひやひやしながらも
大楢峠の指標はすぐに見えてきた。
距離は御岳山から4.3kmほど。

結構近い。

峠の分岐は御岳山から来て、3方向に分かれている
左から林道へ通じるコースと、真ん中の上坂、
右の坂下へのコース。

上坂へ進むことにする。

コースの様相は変わらず、走りやすいトレイルは続いていたが、
途中、大学生らしきハイカーのグループに
「この先きついよ」「落ちる前に大声出して」と忠告されるはめに。

最終的に林道につながるこのコースの4分の3くらいから
コースはよりタイトになり石や岩・ドロップオフ気味で
担いで降りた方が楽に降りられることに気づく。

それでも取り立ててハードな状況ではなく、まあこんなもんだね。
という感じ。出口付近に差し掛かると獣道のようになり
やがて舗装道路が見えてくる。

奥多摩霊園へ通じるこの林道が本日のコースのゴール地点。
指標の横にさりげなく、つきのわぐま出没の注意書きがあったり・・・
ほんとに！?

青梅街道を下りつつ、登りつつ、再び御岳山ケーブル下へと戻る。

御岳山起点のコース。まだまだ走れるコースがありそうだ・・・。