身長を伸ばすためには、体内の成長ホルモンの分泌は欠かせません。
また、成長ホルモンは睡眠中に最も多く生成されることが広く知られています。
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身長を伸ばすために・・・
各関節の先端にはやわらかい「骨端軟骨」という組織があります。
この部分が成長ホルモンや性ホルモンによって刺激されると、軟骨細胞が増え、それが徐々に
かたい骨に変わっていく(骨化する)ことで骨が伸びる、つまり背が伸びることになります。
骨が成長するときには、破骨細胞によって古くなった骨を溶かします。
のちに、骨芽細胞と呼ばれるものが、コラーゲンから骨を造り出します。
この行程が繰り返し行われ骨は徐々に成長します。
また、この時に骨の成長を大きく左右するカギとなるホルモンがあります。
「成長ホルモン」です。
成長期には成長ホルモンの血中濃度も高まり、なおかつ骨に成長余力があり、
成長ホルモンが骨対して正常に作用した場合に、身長は伸びます。
身長はこの成長ホルモンの分泌量によって大幅に左右されます。
脳下垂体から分泌されるこの成長ホルモンは、肝臓でIGF-Iをつくり、血液と混ざり、
体内を巡ることによって筋肉や内臓の成長を促し、骨の伸びを司る骨端軟骨の細胞を増やします。
この成長ホルモンは、いつ分泌されるのでしょうか?
それは、ほぼ睡眠中に分泌されています。睡眠は成長と最も密接な関係にあります。
昼間の時間帯は骨の成長が抑制される状態です。歩いたりしている時には骨は圧迫を受けています。
成長ホルモンも昼間はほとんど分泌されないと言っていいと思います。
睡眠中に骨端軟骨は解放され、再び骨は成長し始めます。成長の90%以上はこの時起こります。
身長を伸ばすための理想的な睡眠は平均として、1日に最低でも7時間は必要です。
特に夜10時~2時の間には成長ホルモンの分泌が最も盛んな時間帯、必ず寝るようにしましょう。
眠りにつくと約2時間で成長ホルモンが分泌され、深い睡眠を取れば取るほどよく、
成長ホルモンが活発に分泌されます。
また、身長を伸ばすために必要な睡眠は「ノンレム睡眠」といわれています。
特に子供の第一次・二次成長期には睡眠の質を考慮し、ストレスを与えず、
心配事や不安などを取り除いた状態で眠りにつきましょう。
ストレスや情緒不安定は自律神経系に影響を与え、自律神経失調症を招く可能性があり、
成長期に満足のいく栄養吸収ができなかったり、浅い睡眠しかとれないことから成長ホルモンの分泌に
影響を与え、身の伸びを止めてしまう結果になります。
身長は睡眠と密接な関係です。
寝る前に、軽い疲れを感じるくらいの適度なストレッチを行ったり、
お風呂にゆっくり入りリラックス状態のまま入眠することなどを心がけると良いと思います。
「寝る子は育つ」ですね。
骨の成長に必要な栄養、骨にとっての適度な刺激を与える運動、質の良い睡眠など、
適度な規則正しい生活は、身長を伸ばすために大切なことです。
その他・・・
● バランスの取れた栄養素
言うまでもありませんが、特に大切なのがタンパク質です。
タンパク質とカルシウムが不足すると、身長の伸びが悪くなります。
バナナは貴重なマグネシウム補給源。枝豆は、子どものおやつにも最適です。
ピザトーストなどチーズが好きな子どもは身長がよく伸びます。
ピーナツは、タンパク質・ミネラルが豊富です。
ビタミンA,C,Dのは成長期の身長に大きな影響を及ぼします。
● 規則的な運動
運動をすると成長ホルモンが出ます。
成長期に規則的な運動を行えば,成人した時に、定期的な運動をしない人と比べて
約5~10センチ以上の身長の成長の差が見られます。適度な運動は食欲を増進し、熟睡をもたらしてくれます。
激しい運動は、背を伸ばす可能性を縮めます。
小学校低学年から練習がハードなスポーツをすると早くから筋肉がつき、それに応えるように
身体は、男性ホルモンをたくさん分泌します。
男性ホルモンは骨の成長を早めますが、早くに伸び止まってしまい、結果として低身長になる可能性もあります。
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